採用担当者に刺さる志望動機・自己PR・退職理由のコツ
「看護師は人手不足だから、書類選考で落ちることはない」と思っていませんか?確かに看護師の求人倍率は高いですが、人気のある病院やクリニックでは応募者が集中し、書類選考で絞られることがあります。
特に、年収が高い求人やワークライフバランスの良い求人ほど競争率が高く、履歴書・職務経歴書の質が採用の可否を左右します。このガイドでは、看護師の転職に特化した書類作成のコツを詳しく解説します。
第一印象を左右する証明写真は、以下のポイントを押さえましょう。
看護師の職歴欄では、以下の情報を必ず記載しましょう。
2020年4月 医療法人○○会 △△総合病院 入職(350床)
内科病棟(45床)に配属
2023年3月 一身上の都合により退職
2020年4月 △△病院 入職
2023年3月 退職
志望動機は、採用担当者が最も注目するポイントです。以下の3要素を含めましょう。
| 要素 | 内容 | 例文 |
|---|---|---|
| なぜその施設か | 応募先の特徴や理念に共感した理由 | 「貴院の地域密着型の医療体制に共感し...」 |
| 自分の強み | 経験やスキルで貢献できること | 「5年間の急性期病棟での経験を活かし...」 |
| 将来のビジョン | 入職後にどう貢献したいか | 「認定看護師の資格取得を目指しながら...」 |
急性期病棟で5年間の勤務経験があり、特に循環器疾患の看護に力を入れてまいりました。貴院が地域の中核病院として循環器領域に注力されていることを知り、これまでの経験を活かして貢献したいと考え志望いたしました。今後は心不全看護認定看護師の資格取得を目指し、より専門性の高い看護を提供していきたいと考えております。
職務経歴書は、履歴書では伝えきれない「あなたの看護師としての経験と強み」を詳しくアピールする書類です。A4用紙1〜2枚にまとめましょう。
採用担当者は「この人が来たらどう活躍してくれるか」をイメージしたいと思っています。以下のような具体的な情報があると、あなたの能力が伝わりやすくなります。
退職理由は、ネガティブな内容をポジティブに変換して伝えることが鉄則です。
| 本当の理由 | 書類・面接での伝え方 |
|---|---|
| 人間関係が悪い | 「より多職種と連携できる環境で成長したい」 |
| 残業が多すぎる | 「ワークライフバランスを整え、長く看護師を続けたい」 |
| 給料が安い | 「自分のスキルと経験を正当に評価される環境で働きたい」 |
| 夜勤がつらい | 「日勤に集中し、より質の高い看護を提供したい」 |
| スキルアップできない | 「より専門性の高い環境でキャリアを磨きたい」 |
ポジティブな表現に変換することは大切ですが、嘘を書くことは絶対にNGです。面接で深掘りされたときに矛盾が生じ、信頼を失います。「事実をポジティブな角度から伝える」ことを心がけましょう。
自己PRでは、「経験 → 学んだこと → 応募先でどう活かすか」の流れで書くと説得力が増します。
急性期病棟での5年間の経験を通じて、患者様の急変時に冷静に対応する力と、多職種と円滑に連携するコミュニケーション力を身につけました。特に退院支援に携わる中で、「退院後の患者様の生活を支える看護」に強い関心を持つようになりました。訪問看護の現場では、病棟で培ったアセスメント力を活かしながら、患者様一人ひとりの生活に寄り添った看護を提供したいと考えています。
近年はパソコン作成が主流になりつつありますが、施設によっては手書きを好む場合もあります。迷ったら転職エージェントに確認するのが安心です。ナースロビーでは応募先に合わせたアドバイスをしています。
すべての職歴を正直に記載することが基本です。短期離職の理由は、面接で聞かれた場合に「何を学び、次にどう活かすか」をセットで説明できるよう準備しておきましょう。
出産・育児・介護・体調不良などのブランク理由を簡潔に記載し、「復帰に向けて何をしてきたか(自己学習、研修参加など)」を添えると前向きな印象を与えられます。
A4用紙1〜2枚が適切です。経験が豊富な方でも3枚以内に収めましょう。要点を絞って、読みやすくまとめることが大切です。