在宅医療の最前線で、一人ひとりに寄り添う看護を
訪問看護とは、看護師が利用者の自宅を訪問し、主治医の指示のもとで医療処置やケアを提供するサービスです。病院のベッドの上ではなく、患者さんの「生活の場」で看護を実践する点が最大の特徴です。
高齢化の進展と「住み慣れた自宅で療養したい」というニーズの高まりにより、訪問看護の需要は年々増加しています。厚生労働省の統計によると、訪問看護ステーションの数は過去10年で約2倍に増加しており、看護師の求人も拡大しています。
神奈川県西部は高齢化が進むエリアであり、訪問看護のニーズは特に高い傾向にあります。小田原市、秦野市、南足柄市などでは、地域の在宅医療を支える訪問看護師が常に求められています。
多くの訪問看護ステーションでは、病棟での臨床経験3年以上を求めています。一人で訪問して判断する場面が多いため、基本的な看護技術と急変時の対応力が求められます。ただし、最近は教育体制を整えて新人を受け入れるステーションも増えています。
| 項目 | 金額の目安 |
|---|---|
| 基本給(月額) | 25万〜32万円 |
| オンコール手当(月額) | 1万〜3万円 |
| 年収(常勤) | 400万〜500万円 |
| 年収(管理者) | 480万〜600万円 |
訪問看護師の年収は病棟の夜勤ありの看護師とほぼ同等かやや低い水準です。ただし、日勤中心の勤務でこの水準を維持できる点は大きなメリットです。オンコール対応の頻度や手当はステーションによって異なるため、事前に確認しましょう。
小田原市や秦野市など神奈川県西部は、車での訪問が主流です。移動距離が長い分、訪問件数は都市部より少なめ(1日4〜6件程度)ですが、1件あたりの訪問時間に余裕を持てる傾向があります。利用者さんとじっくり向き合いたい方に向いているエリアです。