看護師免許を活かして学校で働く方法と必要な資格
看護師免許を活かして学校で働くには、大きく分けて「養護教諭」と「医療的ケア看護職員(学校看護師)」の2つのルートがあります。
| 区分 | 養護教諭 | 学校看護師(医療的ケア) |
|---|---|---|
| 必要な資格 | 養護教諭免許(教員免許) | 看護師免許のみでOK |
| 身分 | 教諭(教員) | 会計年度任用職員・非常勤が多い |
| 主な職場 | 小中高等学校(保健室) | 特別支援学校・通常学校 |
| 年収 | 350万〜550万円 | 250万〜400万円 |
| 採用方法 | 教員採用試験 | 自治体の公募・人材紹介 |
| 長期休暇 | あり(夏休み等) | あり(学校カレンダーに準ずる) |
2021年の医療的ケア児支援法の施行により、特別支援学校だけでなく通常の学校にも医療的ケアが必要な児童・生徒が増えています。それに伴い、学校看護師(医療的ケア看護職員)の求人が全国的に増加しています。看護師免許さえあれば応募でき、養護教諭免許は不要です。
養護教諭は「保健室の先生」として知られる教員職です。看護師から養護教諭を目指すルートは以下の通りです。
保健師免許を持っている場合、養護教諭二種免許は教育委員会への申請のみで取得できます(大学に通い直す必要なし)。保健師免許を持っているのに活用していない方は、養護教諭への道が比較的近いといえます。
| 勤務先 | 年収目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 公立学校(正規採用) | 400万〜550万円 | 地方公務員として安定。退職金・年金も充実 |
| 公立学校(非常勤) | 250万〜350万円 | 正規採用を目指しながらの勤務 |
| 私立学校 | 350万〜500万円 | 学校により大きく異なる |
学校看護師は、医療的ケアが必要な児童・生徒の安全な学校生活をサポートします。養護教諭とは異なり、教員ではなく看護師としての勤務です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 勤務時間 | 8:00〜16:00頃(学校の時間割に準ずる) |
| 夜勤 | なし |
| 休日 | 土日祝日、春・夏・冬休み |
| 残業 | ほぼなし |
| 雇用形態 | 会計年度任用職員(非常勤)が多い |
看護師免許だけでは養護教諭にはなれません。養護教諭免許が必要です。ただし、保健師免許を持っている場合は、教育委員会に申請するだけで養護教諭二種免許を取得できます。また、養護教諭特別別科(1年課程)に通う方法もあります。
看護師免許のみで応募できます。特別な資格は不要です。各自治体の教育委員会のWebサイトや、ハローワークで募集が出ています。小児科や障害児看護の経験があると優遇される傾向にあります。
市区町村の教育委員会のWebサイト、ハローワーク、自治体の広報で募集されることが多いです。民間の転職サイトにはあまり掲載されないため、こまめにチェックする必要があります。
可能です。学校看護師で得た経験(小児への対応力、コミュニケーション力)は病院でも評価されます。ブランクが気になる場合は、復職支援研修を受けてから復帰するとスムーズです。