転職エージェント(有料職業紹介事業者)の手数料とは、看護師の採用が決定した際に、病院・施設側がエージェントに支払う成功報酬のことです。この手数料は看護師さん(求職者)が負担するものではなく、病院側が全額を支払います。
手数料の計算方法は、一般的に「採用される看護師の年収 x 手数料率」で算出されます。例えば年収450万円の看護師を手数料率25%のエージェント経由で採用した場合、病院は112.5万円をエージェントに支払うことになります。
職業安定法において、求職者(看護師)から手数料を徴収することは原則として禁止されています。したがって、どのエージェントを利用しても看護師さん側の費用は完全無料です。
重要なポイント:手数料は看護師さんが直接支払うものではありませんが、手数料の高さは病院の採用意欲に影響します。手数料が高いほど病院の負担が大きくなるため、選考が慎重になり、内定が出にくくなる可能性があります。
看護師紹介業界の手数料率は、エージェントによって大きく異なります。以下は一般的な相場です。
| エージェントタイプ | 手数料率の目安 | 年収450万円の場合 |
|---|---|---|
| 大手エージェント | 25〜30% | 112.5万〜135万円 |
| 中堅エージェント | 20〜25% | 90万〜112.5万円 |
| 一般的な紹介会社 | 20%前後 | 90万円 |
| ナースロビー | 10% | 45万円 |
厚生労働省の調査によると、看護師紹介事業者の平均手数料率は概ね20〜30%の範囲にあり、大手ほど高い傾向があります。ナースロビーの10%は、業界平均の約3分の1という水準です。
ナースロビーの手数料10%と、大手エージェントの手数料30%で、病院の負担がどれだけ違うのかシミュレーションしてみましょう。
| 看護師の年収 | 手数料30%の場合 | 手数料10%の場合 | 差額(病院の節約額) |
|---|---|---|---|
| 350万円 | 105万円 | 35万円 | 70万円 |
| 400万円 | 120万円 | 40万円 | 80万円 |
| 450万円 | 135万円 | 45万円 | 90万円 |
| 500万円 | 150万円 | 50万円 | 100万円 |
| 550万円 | 165万円 | 55万円 | 110万円 |
年収450万円の看護師の場合
病院の負担は 90万円も軽減
この差額があなたの「内定のしやすさ」に直結します
手数料30%のエージェントの場合:
病院は135万円を支払う必要があります。この金額は看護師の給与約3ヶ月分に相当します。病院にとっては大きな支出であり、「この看護師は本当に長く働いてくれるだろうか」と慎重にならざるを得ません。
ナースロビー(手数料10%)の場合:
病院が支払う金額は45万円です。大手エージェントと比較して90万円のコスト削減になります。病院は採用コストを抑えられるため、より前向きに採用を検討でき、結果として看護師の内定率が向上します。
求人マッチングや事務作業にAI技術を活用しています。大手エージェントでは数百人規模の営業部隊を抱えていますが、ナースロビーではAIが事務的な業務を担うことで、少人数での運営を可能にしています。人件費の削減分を手数料の引き下げに還元しています。
全国展開の大手エージェントは、各都市にオフィスを構え、大量のテレビCMやWeb広告を出稿しています。ナースロビーは神奈川県西部に特化することで、これらの高額なコストを削減。その分を手数料に反映しています。
手数料が安くても、ヒアリング・条件交渉・面接対策など、看護師さんにとって重要なサポートは経験豊富なスタッフが丁寧に対応します。効率化すべき部分はAIに任せ、人間がやるべき部分は人間がしっかり担当する。この使い分けが品質と低コストの両立を実現しています。
手数料の低さは大きなメリットですが、転職エージェントを選ぶ際には他にも確認すべきポイントがあります。
全国対応のエージェントと、特定地域に強いエージェントでは、持っている求人情報の質が異なります。地域に密着したエージェントは、地元の病院との関係性が深く、非公開求人を持っていることがあります。
大手エージェントでは電話連絡が中心のところが多く、「しつこい電話が来る」という声もあります。ナースロビーではLINEを基本の連絡手段としており、あなたのペースで転職活動を進められます。
履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、条件交渉、入職後のフォローなど、エージェントによってサポート範囲は異なります。手数料が安くてもサポートが手厚いエージェントを選ぶことが重要です。